ホッとする雑貨店ができるまで

会社を辞め、小さな雑貨店を開こうと思い立ちました。実現するのか?好きな雑貨や日々の出来事など。

張り子(はりこ)に癒される

こんにちは。

家でホッとするときに、そばにあるといいなあと思うモノやコトを中心に紹介しています。

今回は、癒される置物(オブジェ)について。

 

ミニマリストの方の中には、「ダイニングには机と椅子しかない」ようなすっきりした空間を維持されている方もいますよね。見ていて「すごいなあ」と感心するのですが、自分の部屋ではちょっと無理。何かオブジェを置きたくなるんですよね。

 

オブジェだらけにはしたくないのですが、2,3点は置きたい。機能はなくて、ただ置いているだけ。そんなオブジェは、見ると何か安心する、ほっこりするようなものが好みです。好きなものはたくさんあるので、少しずつ紹介していきたいと思っています。

その中から「あ、これ良さそう」と思ってもらえるものが見つかるとうれしいです。

 

今回は、「張り子」。

張り子(はりこ)とは、竹や木などで組んだ枠、または粘土で作った型に紙などを張りつけ、成形する造形技法のひとつ。中空になっており、外観と比較して軽いものが大半を占める。「はりぼて」とも。張り子の技術は2世紀に中国に始まり、アジアやヨーロッパに伝わったといわれる。日本には平安時代頃には中国から伝来しており、産室に犬筥(いぬばこ)が飾られたことが知られている。日本全土に分布し、郷土玩具などに用いられている。出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

 

赤べこ」などの民芸品などでも有名ですよね。

でも、僕が見つけて「いいな」と思ったはこちらの「張り子」。

 

我が家では玄関に設置。なんとも言えない表情で癒されます

 

 Good Job!センター香芝のオリジナルマスコット、「グッドドッグ ミニ はりこ」です。

GJはりこgoodjobstore.jp

 

 

こちらの商品は障害のある方が製作しています。張り子は本来は上記で記載したような手仕事の手法ですが、このグッドドッグはデジタル技術を組み合わせて制作しています。

最初に障害者のアーティストさんの制作した張り子を3Dスキャナーでスキャンして、型を制作。その型に他の障害のある方たちが、紙の張り子作業と絵付けを手作業で行っています。こうすることで、アーティストさん以外の人もしごとができますし、安定した質を保つこともできます。

 

「障害があってもできる仕事増やすこと」「商品の質を安定かつ高めるにはどうすればいいか」といった課題に向き合い、実現しているところが素晴らしいと思います。

 

ホットドッグ。ちょっとシュール?

犬は昔から安産と子どもの成長を願う象徴とされてきました。

 

絵付けは手作業で行っているため、目や口の角度などが微妙に異なり、表情も違います。店頭では見比べてかなり迷いましたが、その時間も含めて楽しい買い物でした。

他のデザインや、干支もあり、少しずつ集めてみたくなりました。